外ではセミの大合唱がありますが、今朝テレビで面白いセミの話をしていました。
‘13年ゼミ’‘17年ゼミ’
13年もしくは17年に一度地上に出てきて成虫となり定期的に大発生するセミがいるようです。
昆虫が嫌いな方すいません^^ |
ではなぜ正確に13年や17年ごとに地上に出て来るのか?13も17も素数というところにヒントがあるようです。
理由として、13年ゼミと17年ゼミの交雑する可能性が最小限になるからだという説が有力だそうで。たとえば、これが5と7という小さな素数だったとしたら、35年に一度、成虫になる時期が一致します。異種のセミが交雑することで弱い個体が産まれ、周期の異なる種類ができます。大量発生が子孫を残す唯一の手段であるセミは交雑が多くなるセミは自然淘汰されてきたようです。13と17のように大きな素数なら、両者が交雑する機会は221年に一度しかめぐってこないため現在まで生きながらえているのです。
事実12年ゼミや16年ゼミが以前は存在していた痕跡もあるとのこと。
面白いですねえ。こんな話大好きです。